google playのおすすめに出ていたので軽い気持ちでプレイしたのですが、これははまる!


異世界に生きる

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感想レビュー

 


懐古リスペクトを感じるクラシカルな雰囲気



スマホでPS2の3Dゲームができるこの時代にあってこのデザインは・・・

いいです。むしろこういうインディーゲームがたくさんスマホに出てほしい。

 
ジャンルはローグライクRPGで、デザインはコンピューターRPG黎明期に発展したコマンド式RPGという雰囲気。


何に似ているんだろう。

申し訳ない。若輩者でしてこういったクラシックなゲームには疎くて・・・

気が付いた時には家にDQ2があったくらいで、PCもデビューは95でしかも親はPCゲームするほどのゲーマーではなかったもので。



ターン制コマンド方式を採用しています。こっちの方が遊びやすいでしょうね。



ゲームに明るい方ならこれから貼る画像を見ただけで、一発でどういうゲームかわかるでしょう。




死ぬと何も残らない



死亡すると犬死となります。

そこで何度も冒険に出るわけですが、二つだけ次代の冒険者へ残すことができるものがあります。


それは街の発展度と魂です。

市長へ会って自ら「引退」を申し出ることによってのみ、街を発展させることができます。

冒険者のレベルと所持するお金によって発展度の上がり方が変わります。


街が発展するとお金を得やすくなったり、武器屋に新しい装備が追加されたりします。


魂は新しく始める時に消化してジョブを選択するのに使います。

こちらはダンジョンに一人(一匹)だけいるボスを倒す、もしくはレベル20以上で引退する、そして課金によって得られます。



街を発展させないことには攻略が難しいので、いかに死なないかが重要となります。




ゲームの流れ



ゲームを始めるとまずは自分を作ることになります。

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ダイスを振って(実際は「ダイスを振る」をタップ)ステータスと年齢を選択し、ゲーム中に手に入るを消化してジョブ(職業)を選択します。

これによってステータスが決定されます。


異世界へ―――


すると街へ出ます。

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ここで準備をして街の外のダンジョンへ旅立つわけです。



ダンジョンではこのように

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左右の「砂丘の丘」や「東の盆地」のように行き先をコマンドで選ぶ形で進みます。


道中にはモンスターや宝箱やトラップがランダムで配置され、それらと出会いながら先へ進みます。


ここで死んでは何も残らないので、次代に託す引退を選ぶか、もっと強くなることを目指してダンジョンを進むか選択します。


ダンジョンを進む間にも容赦なく時間は進み主人公は老いていきますから、ずっと篭ることはできません。



感想



死んだら何も残らないというのが(逆に)新鮮です。


街が発展していくのが面白くて何度も何度もプレイしてしまいますね。

コマンドの数は決して多くはないものの、自由度は比較的高いです。


・仕事をして稼いだ金を賭けてロシアンルーレット(負けたら死亡・勝てば資産倍)
・地道にモンスター狩り
・金に物を言わせていい装備を揃える
・裸で戦いレベルを上げる


などなど、道は様々でどれを選択するかは自分次第。


そして晩年には強い敵に挑む賭けに出るか、引退して次代に託すか、という究極の選択も待っています。


街の発展は緩やかでダンジョンの難易度も高いので、非常に硬派なゲームに仕上がっている印象です。

白黒で統一してモンスターの姿もおぼろげなデザインとなっており、絵面にも雰囲気があります。 


攻略が難しければ難しいほど燃えるタイプのゲーム。


間違いなく良作だと思います。

★★★☆☆

無料スマホゲーなので★はおまけして3ですね。

スマホアプリに限れば4でもいいくらい。