Z4が発売して二週間ほど経ちました。

既に多くのレビューが出回ってはいますが、私も一足遅れてレビューしようと思います。


私はZ3を発売直後から使っています。


Z3ユーザーから見たZ4


という観点でレビューしていきます。


XperiaZ4




 


フォルム・ビジュアル



Z3より少しだけ薄く、軽くなっています。

重量の差はほとんど感じられませんでしたが、薄さは持ってわかるほどです。

ポケットに入れる人は結構ここ重要だと思います。




見た目で大きく変わったと感じたのは側面です。

特にカッパー(copper、金っぽい)は凄く光沢があってギラギラしています。


これは是非実物を見てください。画像では質感がよくわかりません。
 
color_03
画像ではつや消しに見えますよね。



正直言ってちょっと安っぽい感じがしました。好みですけどね。

他のはそう大きな違いは感じられませんでした。




スペック



カタログスペックではオクタコア化して進化しているZ4。



処理速度が活きるように膨大なアプリをバックグラウンドで開いて色々試してみましたが、モッサリ感は全く感じません。


しかし、元々Z3でも処理速度の不満を感じたことがないので、ここの差は感じられませんでした。

確実に高性能化してはいるものの、そもそもZ3が既に必要不十分なほどの高性能ですからね。


ベンチマークを見ると、なるほどこの感覚は正しいことがわかります。





この動画を見るとZ3とZ4の差は微々たるものです。

それどころか条件によってはZ3が勝っています。

Z4の方がカタログスペックで勝るので、これからのアップデート等でベンチスコアが跳ね上がる可能性はあります。


スペック面ではCPUくらいしか差がないので、ここが大きく変わらないとなるとちょっと厳しいですね。




発熱問題



SnapDragon810の問題点として挙げられる熱の問題。


熱問題は凄く重要です。


スマホは廃熱が苦手なので、CPUの高性能化によって仕方ない部分はあります。

防水ということはそれだけ外気が入らないということ。必然廃熱は苦手になります。

は持つ手にダメージがあるだけではなく、電子機器の寿命を蝕みます。



実はこれは試してみるまでもなく、sonyが認めているんですよ。

こちらの記事(phonearena.com様。英語)によると、sonyが「オクタコア特有の発熱やばいから充電中は電源切った方がいいかも。アップデートで改善するつもり」と発言したそうです。



私も4K撮影で試してみましたが、確かに熱くはなっていましたね。

しかしZ3と比べて明らかに熱いかというと微妙。

同じ条件で試すことはできませんでしたが、Z3でもゲーム中は持てないくらい熱くなりますから。

今回4K撮影で試した結果ではそこまで熱くはなりませんでした。


Z3の4K撮影と比べると・・・気持ちZ4の方が熱を感じるまでの時間が短いような気がしました。

でも事前に「Z4熱い」と聞いていたからかもしれません。その程度の差。



総合すると



XperiaZ4にXperiaZ3以上を期待されていることはなんでしょう。


やはりCPU性能ではないでしょうか。


カメラ他の機能ではそれほど差がありませんから。

キャップレス防水!?欲しい!という方は別ですが。


そのCPU性能に大きな差が感じられなかった以上、私は


XperiaZ3よりもXperiaZ4の方が優れている!


とは言えません。


もちろん、カタログ上でのCPU性能、フォルムの薄型化、内カメラの高性能化、キャップレス防水化など、発展している部分もありますので一概には言えませんけどね。




発売当時の状態限定で言うと、Z3との差はそれほど感じられなかったということです。


オクタコア化というのがでかいので、アップデートによって発展する可能性は大いにあります。

これからに期待といったところです。


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