割とレビューなんか書くのは好きなんですよ私。出来がどうかは置いておいて。


しかし、人に勧めるのが凄く苦手なんです。


基本スタンスが「自分は自分。他人は他人。好きにすればいい」なので。


でも今回は苦手なりに推薦をしてみようと思います。


というのも、ウィッチャー3が発売して一ヶ月経つにも関わらず、Amazonのほしい物ランキングで堂々の1位なんですよ。

前見た時も1位だったので、おそらくずっと上位なのだと思います。


amazon
(執筆当時。ご覧になっている時はリンク先に行ってももう違うかも)


当ブログにも「ウィッチャー3 評価」というワードで検索して来訪してくださる方が多い。


やりたいけど買うか悩んでいる方が一定数いるということだろうと思います。

これは非常にもったいない。このゲームにせっかく興味を持ったのにプレイしないなんて、人生の損失に他ならないですよ。それだけのゲームだと思います。


なので、残り後一歩を後押しする気持ちでウィッチャー3をご紹介いたします。

布教なのでネタバレはありません。
が、気になる方は充分お気をつけください。




これだけ先に言っておきます。

私は自信を持っておすすめします

プレイして後悔するゲームではありません。




随分安くはなりましたがなかなか値崩れしませんね。


 


素晴らしいストーリー



これだけで布教してもいいってくらい、ストーリーが素晴らしいです。

話の好き好きなんて人それぞれではありますが、話の出来だけは万人が認めざるを得ないものではないでしょうか。

例えば私はニューシネマ・パラダイスという映画が世間で言われているほど好きではありませんが、良く出来ていることはわかります。こういうこと。



壮大なファンタジー世界が舞台で、主人公は怪物退治のスペシャリストです。

こういう物語でありながら、実はストーリーの面白さはヒューマンドラマにあります。

細かい物語の作りや表情、声優さんの演技による心理描写は秀逸

どっぷりとゲラルトに感情移入してしまいます。





ゲームということでゲラルトの行動をプレイヤーも追体験するわけで、目的に向けての苦労を経験している分、より深くストーリーに没頭することができます。

終盤のカタルシスたるや、過去ゲームで経験したことがないほどのものがありました。

外部から各界の学者を読んで脚本を作り上げたほどで、脚本の作り込みは物凄いものがあります。



以上のように大筋は間違いなく良い物語になっています。


そして大筋だけではなく、途中の小さなエピソードの数々も秀逸です。
一つ一つが非常によく作り込まれています。

例えば作中で無数に起こるクエストの中でも一番短い物の中から一つご紹介します。

ウィッチャー3 小さなエピソード

短いとはいえネタバレなのでリンクに留めます。

ほんの5分ほどのクエストですが、その中にも依頼者の物語が、人生が見える作りになっています。

別に無視してもいいですし、やり込んでも気が付かない人がいるかもしれまないくらいのクエストでさえ、ここまで丁寧な作りになっています。


こういう小さな物語が無数に存在し、大筋の中にも小さな物語がたくさん詰まっているので飽きさせません。

一つ一つのクエストがただのお使いで終わらないところは、他のゲームにはない魅力でもあると思います。


ウィッチャー3をプレイしてしまったら、他のゲームでよくあるような依頼じゃ満足できなくなってしまうかもしれません。

「○○というモンスターを△匹倒して!」

と頼まれたって、「なんで?」と思ってしまいます。

ウィッチャー3では、依頼者がそのモンスターを倒して欲しい理由、過程、報告、結果まで描かれます。
どんなに小さなクエストであれ、です。

一例を出すと、
「最近物(家畜など)が盗まれることが頻発している。怪物の仕業じゃないか」というような調査依頼が多いです。民はモンスターの知識がありません。
そして被害のあった現場を調査し、敵の正体を暴いていきます。(「この爪の跡は・・・面白い」)
足跡などから追跡し、敵を見つけ、討伐し、報告します。クエストによっては敵がモンスターではなく害のない子供だったというようなケースも多々あります。

クエストによっては、報告して全てが終わった後、しばらくしてその村に行くと、ゲラルトの取った行動によって変化が見られることもあります。
こちらは次の項目にて。




プレイヤーの選択によって決まる運命



選択肢に重要な役割があります。

例えば村人に退治を依頼された盗賊がいるとしましょう。


この時、盗賊の話を聞いた上で見逃すこともできます。

この選択が後にゲラルトの、または誰かの、もっと言うとコミュニティ(この場合依頼された村)全体の運命を決めます。


・盗賊を倒せば村人から謝礼を貰っておしまい。

・見逃して村人に「倒した」と嘘をつけば盗賊からお礼を貰えるが村が滅ぶ。

・盗賊に「倒したことにしといてやる」と言って見逃した上で村人に「見逃した」と正直に言えば、後に盗賊から仕返しを受ける。「嘘つきやがったな!」と。


こういう分岐が至るところに存在します。

これは極々小さな分岐ですが、こういう小さな分岐かと思いきや、それが世界情勢に影響を与えるほどの選択だったりします。


大げさに言うと、「このゲームの中で起こることは全てプレイヤーの選択によって決まっているのではないか」と思うほどです。


それがもし(プログラム上)避けることのできない運命だったとしても、プレイヤーは「自分の選択によってもたらされた悲劇なのでは」と思ってプレイすることができるのです。




骨太な戦闘が没入感を煽る



難易度にもよりますが、はっきり言って戦闘は難しいです。

しかし私は高難易度でプレイするのをおすすめします。


例えば多くのRPGでは、村の人々が恐れている魔物でもレベルや装備次第では楽に勝てるじゃないですか。

ゲラルトはウィッチャーという怪物退治専門家で、肉体的にもそこらの人より優れてはいます。

しかし、ゲラルトはそこまで超人的ではありません。油断すれば雑魚敵にさえ負けて死んでしまいます。

システム上、レベル上げも難しいです。モンスターを狩っても全然経験値が得られません。


そこで何が必要になるかというと、それは知識と準備です。

敵の正体を見極め、敵の弱点などを分析し、準備して挑む。

ここを徹底すれば勝てるようになっています。

戦闘というゲーム部分が世界観にマッチしているんですよ。

だからこそ高難易度でプレイした方が没入感が増して面白いです。


面倒な方は低い難易度でプレイすればそれほど難しくはないです。



洋ゲー嫌いにもおすすめ



洋ゲーに苦手意識があるとか、やったことがないからとか、そういう理由で購入に踏み切れない方もおられると思います。

私はそういう方こそプレイするべきだと思っています。


というのも、洋ゲーではありますが非常にJRPGライクなゲームとなっています。

オープンワールドではあるものの、主人公の物語を追体験するスタイルはJRPGと似通っています。


洋ゲーでよくある「広大な世界に飛び出して何をすればいいかわからない」といったこともありません。

目的が明確なので、サイドクエストをせずとも目的に真っ直ぐ向かうこともできます。


洋ゲーの中でもかなり和ゲー寄りなので、洋ゲーRPGデビューにももってこいです。

ウィッチャー3が合わなければ、TESも、Falloutも、ドラゴンエイジも合わないことでしょう。

そういう意味では入門としてちょうどいいと思います。合わなければこれから洋ゲーをやらなければいいだけ。ゲーム一本分無駄にはなりますが、これから洋ゲーをプレイすることができる可能性を考えたら安いものですよ。

洋ゲーには洋ゲーの魅力がありますから。



最上のローカライズ



ローカライズは大変素晴らしい。

過去最高と言ってもいいです。


ゲーム内のあらゆる英語を日本語化しています。

フルボイスで、洋画で活躍する声優さん達が中心なところも好評価。

なんでもない本の中身から行き交う街の人の戯言まで日本語になっています。


規制は個人的には嫌でしたが、日本語でコンシューマでゲームをするのなら仕方がないレベルだと思います。




悪いところ



いいことばっかり言って悪いところを隠すのはどうかと思うので、悪いところも書いておきます。


・バグが多い

こういったマップが広大な洋ゲーではよくあることではありますが、バグはいただけません。
製作会社が随時バグを修正していってはいますが、依然バグはあります。


・挙動の慣性でもっさり

リアルな挙動を再現する為に慣性が働きます。慣れるまでストレスになるかもしれません。
※アップデートにより慣性を抑えた移動モードが選択できるようになり現在は解消済み


・長い

長いことは良いことでもあるのですが、時間が多く確保できない方にとってはプレイしない理由にさえなってしまいますよね。
普通にプレイしたら100時間弱かかります。急いでも50時間はかかるそうですし、あまり急いでプレイしても楽しめない類のゲームです。


・シリーズ作品

シリーズでゲラルトの物語が続いていますので、前作をプレイしていなければ「?」なこともあります。
前作をプレイしていないとわからないというほどではありませんが、プレイしていれば尚更楽しめるでしょう。
しかし、1作目はPC、2作目はPCとXBOX360でしか出ていませんので、少しハードルが高いかもしれません。




これらを悪いところとして挙げておきます。

が、これを考慮しても私は面白さが圧倒的に勝ると思っています。




何故ここまで勧めるか



ここまで私が面白いと思ったところを紹介しておすすめしてきましたが、いかがだったでしょうか。

最初に言った通り、おすすめするのが苦手だという意識があるのでうまく勧められたか不安です。

面白そうだと思っていただけたでしょうか。


他にもたくさんレビュー書いておりますので、そちらもよろしくお願いします。


ネタバレ具合は最初に書いていますがご注意ください。

The Witcher3(ウィッチャー3)レビュー 感想 「俺が望んでいたのはこれだ」と自信を持って言える!

ウィッチャー3レビュー間違いなく神ゲー


最後に私の思いを書いて終わりにします。
これからはゲームの内容に関係ないのであしからず。



何故ここまで強く勧めるのかというと、私が面白いと思ったから、こんなに面白いのにプレイしないのはもったいないと思ったから、この面白さを多くの方と共有したいから、など理由は色々ありますが、一番はたくさん売れて欲しいからです。


綺麗事は抜きにして私個人の利益の話になります。

これだけ良いゲームが日本で売れることで、良いゲームを出せば日本でも売れるんだという雰囲気ができると思うんですよ。

海外では盛況なのに比べて、日本の据え置きゲーム市場は縮小傾向です。

このままでは海外のゲームをローカライズする数が減っていくかもしれません。

数年前まで洋ゲーはPCで有志の日本語翻訳が出来るまで英語でプレイしていたのですから、これからまたその状況に戻ることは充分考えられます。


それに、良いゲームが売れれば売れるほど、日本のゲーム業界も「良いゲームを作ってやる!」という方向に向かうかもしれないじゃないですか。


ウィッチャー3は既にそこそこ良いセールスを記録しています。

これまでのシリーズがPSで出ていないことを加味すると、考えられないほどに。


しかし、面白さという意味ではもっと売れていいタイトルだと私は思います。

それこそミリオン達成したって「だって面白いもん。そりゃ売れるよ」と思うほどに評価しています。(PS4の普及台数から言ってミリオンはとんでもない数字ではありますがね)



そういう訳で、気になっている人はすぐに買うべき!今すぐ!

プレイして「あー買うんじゃなかったな」なんて思ってしまう可能性は限りなく低いと思われます!


Amazon  ウィッチャー3 ワイルドハント 現在7000円

_SL1500_


MGSV:TPPが9月なので、それまでプレイするつもりでいかがですか?


PS4の新型が6月中に出るみたいなので、一緒に購入するのもいいかも。