8/7から誰でも参加できるクローズドβテスト2が開催されています。


ドラゴンズドグマオンライン
(Dragon's Dogma Online 以下、DDON)

mE3_HumL

CBT1と合わせて10時間以上プレイしました。(多分20時間弱かな)

まだβの段階ですが、現時点でのDDONをレビューします。


追記:
正式サービス配信後に改めてレビューしました。
βテストとそれほど大きく変わっていないのでレビューの内容も大差ありませんが、こちらも合わせてご覧ください。
【DDON正式リリース】アクションが楽しい良作P2P!ドラゴンズドグマオンラインレビュー




※製品版ではこの記事の内容から変更となる場合があります




よくあるMMORPGとドグマの融合



プレイした感想はまずこれ。

MMOをプレイしたことがない方へは説明しにくいのですが、フィールドがあって、モンスターが居て、クエスト(○○村へ行け、ゴブリンを○匹倒せ)に従って進行するRPGだと思ってください。

そんなよくあるMMORPGが基本で、戦闘や世界観がドグマ(過去作)になっている感じです。





オープンワールドと聞いていたのですが、これをプレイしていると「オープンワールドって何だろう」と思わされます。

これがオープンワールドならドラクエ1だってオープンワールドですね。

現時点だとメインストーリーはリニアな印象を受けます。


メインクエストにはレベル制限があり、レベルを上げるにはサブクエストをこなさなければなりません。

自分より圧倒的に強い敵を倒すクエストも受注することができますが、単純にステータス不足でかなり厳しい。
自分はなんとかなってもポーン(NPCお供)が死にます。

「○○を△個集めろ」だとか「ゴブリンを○匹倒せ」だとか、そういうクエストをプレイするのが久しぶりで逆に新鮮でしたよ。

サブクエストのストーリーはあってないようなものです。


MMORPGをプレイしたことがある方なら、「普通のMMOで戦闘がクリックゲーじゃなくてアクションになってる」と言えば伝わるかと思います。




アクション



アクションの出来はMMOとしては悪くないと思います。

しかしその辺のアクションゲーと比べてしまうとお粗末と言わざるをえません。

私はファイター、ハンター、プリーストを使ってみました。

ハンターはエイムが必要で狩りが疲れるので挫折。プリーストは火力をポーンに頼ることになるも「ちゃっちゃ攻撃しろや!」とストレスになるので挫折。

ただ後々考えるとプリースト&ポーンプレイは別の意味で面白かった。

戦いの後方で「争え・・・もっと争え・・・」と達観している感じとか、漏れた敵がこっちに来たらポーンに対して「何やってんだこらー!」と叱責して上官を演じたり。



しかし色々ありつつ結局ファイターに落ち着きました。


ファイターは剣で切りつけたり敵によじ登ってチクチクしたりするわけですが、私が下手なのか、攻撃パターンが少ないです。


小さい敵だとスキルなどを使ってダウンさして一方的にボコボコ。

大きい敵だとよじ登ってチクチク、疲れたら離脱、またよじ登り。

と、小さい敵大きい敵に対して戦法が固定されてワンパターン


パーティー戦のボス相手でない限りはこんな調子です。

ハンターとプリーストもアクション性が高いとは思えませんでした。


ただし、ただのクリックゲーにはなっていません。

ちゃんとしたアクションにはなっており、私は戦闘自体がこんなに面白いMMORPGを知りません。



パーティーで挑むボス戦は更に楽しいです。

アクションなだけあって、他のMMOよりも皆で協力する感じが強い気がする。

それぞれのプレイヤーに動きがあるからでしょうか。面だけではなく上下の動きもあるのでダイナミックに感じます。




ポーンシステム



自分の従者となるポーンを作成でき、その他最大パーティー4人まで他のプレイヤーのポーンを借りることができます。

このポーンシステムはいいと思います。

これを駆使すれば他のプレイヤーとパーティーを組まなくても攻略は可能(人間とパーティーを組んだ方が強いのは言うまでもないが)となっており、ぼっちプレイヤーには嬉しいシステム。


しかし一点だけ。

ポーンが死ぬとポーン城というところにお迎えに行かなければならないのですが、これが非常に面倒臭い。

メインの拠点から徒歩で10分以上かかる距離にあり、ワープも可能ですがポイントが必要。

ポーン城にあるダンジョン(これも妙に長い)を進んで救出しなければそのポーンを使うことが出来ません。

苦労する分ポーンに愛着がわき死なせないように立ち回るようになるかもしれませんが・・・個人的にはポーンが死んだら「クソが!ちゃっちゃと逃げろや!」と思います。




UI・HUD



UIはそんなに悪くないと思います。

ただ、全般的に文字が小さ過ぎます。

HUDなんか読む気にならないほど小さく、マップもみにくい。

ちなみに私の環境はPCモニター24型で手を伸ばして届かないくらいの距離感です。

この環境でも小さいと感じるということは、テレビ画面だと32型でも読めないんじゃないですか?

文字の大きさと言ってもUIやHUDのデザインから見直しが必要で難しいんだろうと思ったんですが、720pで出力すれば大きくなるらしいですね。

これは正式サービスで対応予定だそうですが、このせいでテスト挫折した人が一定数いるかもしれないと思うと不憫ですね。


ついでに、報酬が所定の位置にあるアイテムボックスからしか受け取れません。

まぁ正直言って一個クエストクリアするごとに報酬受け取りたくなるほど魅力的ものを感じませんのでどうでもいいんですけどね・・・


必要ないものを倉庫に入れるのではなく、必要なものを取る形です。

結構珍しいかも。




復活石



死亡ペナルティとして「拠点に戻されステータスにペナルティ」が設定されており、それを受けない為には復活石を使用しなければなりません。

正式サービスではどうなるかわかりませんが、おそらく1日3個とかそういう感じだと思います。

それ以上復活石(と上位の黄金石)を使うには月額課金か局所課金が必要です。


大型ボスは復活石ないし黄金石を持っているのが前提だと思ってください。

無課金でやるなら課金者と組まない方が余計ないさかいが起きないでしょうね。

「黄金石○個以上限定」パーティー募集なら回避できますが、組んだ後で「え、復活石がない?」と言われてキックされたり、死んだ後で「てめぇ復活できないなら来んじゃねぇよ」なんてファンメを貰えるかも。





凡百のMMOに劣る点



これまで「MMORPGとしては」という観点で褒めてきましたが、一つだけ凡百のMMOに劣るのが一目で分かる部分があります。



それは、

他のプレイヤーの存在

です。


メイン拠点となる神殿にはそこかしこに他プレイヤーが居ますが、一歩外に出ると誰も居ません。

自分とポーンの二人きりです。

パーティーを組めばこの限りではありませんが、神殿の外では他のプレイヤーと遭遇しません。


多くのMMOでは当然である他のプレイヤーとの遭遇がDDONでは(ある一定の場所以外では)全くないのです。

普通はフィールドにも街にも他のプレイヤーが居て、たまたま居合わせたプレイヤーと共闘したり、獲物を取り合ったり、ゲームによってはPVPになったりするものです。

それが全く無いなんて、MMOの良いところを潰していると思います。


これまでMMOと呼んできましたが、本作はMMORPG(大規模多人数同時参加型オンラインRPG)とは呼べません。

ロビーのみ多人数でその他はパーティーごとのワールドとなっています。

常に多人数の同時接続を必要としないのでその分コストは安く済むでしょう。

それに、通常のMMOとは違いアクション性が高いので、MMOでは無理があるのかもしれません。

アクションにリソースを費やした結果ということなのでしょう。



しかし、今時MOとは。思い切ったことをしましたね。




総評



タイトルの通りです。


基本無料課金制MMOとしては良作


という印象。

プレイヤーへのフィードバッグも悪くありませんし、これからどんどん良くなるゲームだと思います。


私が挙げた不満点なんて月額課金で回避できる問題ですから、ゲームの欠陥とは言えません。

それに、上級職も触っていないので「アクション性がどうこう」なんて初期段階での話。



それなりに楽しみにしていたのですが、開始日がMGSV:TPPの直前ということで、どうせやっても数日しかプレイできないんですよね。

MMOを数日だけやるなんてやっていないも同然でしょうし・・・配信時期が最悪です。

最大のマイナス評価点はTPPの直前にサービスが開始することと言っていいでしょう。