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投票でフリープレイタイトルを決めるVote to Play初のタイトルとして選ばれた2015年9月のPS Plusフリープレイタイトル。


制作はお馴染みUbisoftですが8人という少人数で開発されたそうです。

大手のゲームですがインディーという位置付けでいいかも。


 




母艦から「調査してこい」みたいなことを言われて放り出されたBUDというロボットを操ってある惑星を旅するアクションゲーム。

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明確な目的はあるものの、基本的には自分で色々考えて試してみながらプレイしていくことになります。


まずこのビジュアルが目を惹きますよね。




BUDは慣性が強く働く操作感で、二本の足で立ってはいるものの、ボールのようなものを操作しているような感じです。

体全体が自由自在に変形するので自由な操作感を実現できています。かなり独特です。



マップは完全なオープンフィールドとなっており、世界は結構大きい。

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多彩な地形が楽しいです。

というのも、本作の重要なアクションの一つは右手と左手をそれぞれ操作して掴むことであり、「クライミングアクション」と言ってしまってもいいくらい、登ることが重要となります。

おかげでこのような地形でも問題なくどこへでも行くことができるのです。




そしてフィールドの一番の特徴は上に伸びる世界です。



ゲーム開始直後にわかることなので言ってしまいますが、このゲームの目標は上に進むことなのです。

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このように植物を育てて上に上に進むことになります。


最終的には2000mに迫るほどの高さに達するので、フィールドの広さは十分に思いました。



このように一応の目標はあるものの、進行は比較的自由となっています。

一目散に上を目指すというだけに注目したとしても、着実に幹を成長させて一歩一歩登ってもよし、ジャンプを多用して進むもよし、枝を成長させて一気に上を目指してもよし。

他にもクリスタル収集や植物のデータを集めるというサブ的な要素もあります。

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特にクリスタルは思わぬところに隠されていることもあり、全てを見つけようと思うと隅々まで見て回らなければなりません。

その代わりクリスタルを集めることでBUDが成長しますのでクリスタル探しも楽しいです。





それに加えて独特な操作感によって動かしているだけで楽しくプレイできます。

主となる目的の他に収集要素もあるので、色々な場所を探索してみたくなる魅力がありますし、とりあえず本編はクリアしたものの、その後も色々と歩き回って遊べそうです。






総評としては

・動かしていて楽しい
・全体の雰囲気に統一感がある
・ちょうどよいボリューム
・上に登り続けるオープンフィールドという新しさ

で、PS Plusのフリープレイゲームとして満足な一本です。

まだ触っていない方には強くおすすめしたい。



触って初めて面白さがわかるようなゲームですのでぜひプレイしてみて欲しい。

とりあえず二つ目のポータルを見つけるまでやってみてください。

そこまで一時間もかかりませんので。