GameSpark様に興味深い記事が掲載されていました。

【コラム】『MGS V: TPP』レビュー騒動から見る、ゲームの終わり方とその評価 ※ネタバレ注意

mgsvtppvenom



ネットの酷評を受けてのその原因や筆者さんの見解が主に書かれています。


当ブログのような個人サイトならいざ知らず、ネット上に蔓延する批判を明記してある辺り商用サイトにしてはかなり切り込んだ内容となっており興味深いです。

それほどこの話題が無視できないということでもあるのかもしれません。Gamesparkは本作の宣伝にも加担しているわけですから。

コメント欄を含めてお読みになってみてください。




これまでレビュー感想エンディングのことなど書いてきましたが、私は概ねこの記事と同意見です。

私も私なりの意見を持っていて全て同意見とは言えませんし思うところがあったので、この記事の気になった部分について言わせていただきます。

 


それは違う



その意見は違うんじゃねーの?と思ったことについて。


一点目、「2)「キャッチコピー」との乖離」の項目で「悪に堕ちる。復讐の為に。」というキャッチコピーを例に出してどの辺りが"悪に堕ちる"なのかといったことが書かれていますが、キャッチコピーを例に取るならもっとわかりやすい例がありますね。

それは「メタルギア最大の謎が遂に明かされる」です。

キャッチコピーとの乖離ならこちらの方が大きい。こんな謳い文句である以上謎は明確に解明されなければなりません。誇大広告になります。

そもそもメタルギア最大の謎って何よって話なんですけどね。おそらくビッグボスがアウターへブン蜂起に至った経緯、つまり悪に堕ちた原因のことでしょう。ここについては想像することができるものの、ゼロの立場のことを考えるとむしろMGS4時点の方が想像に難くなく、Vで謎が深まった感はあります。



二点目、未完成という評価に対して→「単一の作品を超えシリーズ全体を受け止めることを要求されたが、それに応えることができなかった」

いや、現に未収録のエピソードがある以上応えられる応えられないとかの話ではないです。第三の英語株を排除しないまま本編は終わっているのですから。



三点目、「本作はあくまでメタルギアシリーズの一作品という位置づけでした」

小島監督は(毎度のことながら)MGSVでMGSシリーズは最後と言っていましたので、プレイヤーが「これでシリーズ完結なんだ」と思っても仕方が無いのでは?





後は概ね同意見です。





様々な外的要因



様々な外的要因によって評価を崩してしまったものの、ゲーム自体はいいものだった


とこのコラムでは結論付けています。

確かにその通り。そもそも未収録エピソードの存在やコナミとコジプロのゴタゴタ云々などはあくまで外的要因で、ゲーム自体の評価としては関係のないものです。


それを踏まえた上で私は「MGSVは満足のいくゲームではなかった」と言っているのであって、このコラムで指摘されている部分は私にとって悪評に関係する部分ではありません。



しかしそれは置いてコメント欄を見る限り、事程左様にこのコラムの指摘している部分は実に正しい




コラムの内容とコメント欄の温度差



なぜ指摘した箇所が正しいかというと、それはコメント欄を見ると一目瞭然。コラムの内容に合致した反対意見が多いこと。

つまりはエンディング(ビッグボス不在含む)と未完成、この二つを批判の材料としているコメントが大多数を占めているのです。



この二つの要素について擁護(というか本心からの評価なのでしょう)するコラムと、その二つが嫌だと主張するコメント欄の両極端。





私はこのコラムに対して「言ってることはある程度正しいけど論点はそこじゃないのよな」と思ったけども、この意見は少数派だったのですね。


多くの人が上の二つに不満を持っているのでしょう。




コメント欄含めて色々な意見を見ることができて良かった。

賛否が分かれて当然のゲームだと思っていますので、このコラムに対して「提灯」だ「火消し」だと言うのはナンセンスじゃなかろうか。